人形劇団クラルテ「女殺油地獄」公開稽古とアフタートーク
演劇 主催
人形劇団クラルテの代表作!初演以来50年のときを経て!
近松没後300年:人形劇団クラルテ創立75周年
令和元年度(第74回)文化庁芸術祭演劇部門大賞受賞
関西老舗人形劇団クラルテの代表作「女殺油地獄」が近松没後300年、劇団創立75周年の今年に再演されます。ソリオホールでは、大阪公演直前の公開稽古と演出家ふじたあさや氏によるアフタートークを開催します。
アフタートーク ふじたあさや
ゲスト 尾嵜 宗兵衛(八代目神嵜屋宗兵衛)
対象:小学生以上
「女殺油地獄(おんなころしあぶらのぢごく)」
【あらすじ】
大坂本天満の油屋主人・河内屋徳兵衛は番頭あがりで、主人の忘れ形見である与兵衛に対し常に遠慮がちであった。実の母・お沢は徳兵衛への気遣いから、与兵衛に対し必要以上に厳しく接していた。
そんな屈折した愛情の中、義父が厳しく叱らないのを良いことに与兵衛は増長し、売上金を使い込み、新町の遊女に入れあげる放蕩三昧。それでも遊ぶ金に困った与兵衛は、義父の偽判を用いて金貸しから銀200匁(金4両)の金を借り受ける。夜が明ければ元金の5倍(金20両)の金を返済せねばならぬ日限に追立てられ、豊島屋の女房お吉に急場を逃れるための無心をするが断られる。二進も三進も行かなくなった与兵衛はついにお吉を惨殺。豊島屋の掛け金をうばう。
何食わぬ顔でお吉の三十五日の供養に列席していた与兵衛だが、天井でネズミが暴れ、血潮が付いた証文が落ちてくる。その筆跡が証拠となり、与兵衛は直ちに召し取られる。
<ふじたあさやプロフィール>
1934年、東京生まれの劇作家・演出家。早稲田大学演劇科中退。在学中に、福田善之と合作の『富士山麓』で劇作家としてスタートを切る。放送作家を経て、1965年より劇団三十人会で、1973年からはフリーで、新劇・児童青少年演劇・音楽劇の劇作・演出にあたる。
主な作品に『日本の教育1960』『ヒロシマについての涙について』『現代の狂言』(以上三十人会) 『さんしょう太夫』(前進座) 『サンダカン八番娼館』(文化座) 『臨界幻想』(青年劇場) 『しのだづま考』(中西和久一人芝居・文化庁芸術祭賞受賞) 『ベッカンコおに』(えるむ) 『うたよみざる』(歌座) 『ねこはしる』(昭和音大ミュージカル) 『母』(河東けい一人芝居)等がある。
日本演出者協会元理事長のほか、日本劇団協議会、日本芸能実演家団体協議会、日本劇作家協会、国際児童青少年舞台芸術協会(アシテジ)等の役員を歴任。元昭和音楽大学教授。
日程 | 2023年9月20日(水) |
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開演 | 14:30 (14:10開場) ~ 17:00 |
会場 | 宝塚ソリオホール |
参加費 |
友の会 無料 一般 500円 |
主催 | 人形劇団クラルテ・宝塚市文化財団 |
発売日 |
友の会 8月10日(木) 10時10分発売 一般 8月10日(木) 10時00分発売 |
お問い合わせ | 人形劇団クラルテ 06-6685-5601 |
その他 | 事前に人形劇団クラルテまでお申し込みのうえ、会場へお越し下さい。
【人形劇団クラルテ】 http://www.clarte-net.co.jp メール:office@clarte-net.co.jp TEL:06-6685-5601 (10:00~17:30 日・祝休) ※お申し込みの際に宝塚市文化財団友の会(タカラティエ)であることをお伝えください。 (当日のご来場の際に、会員証をご呈示ください。) 「女殺油地獄」大阪公演の情報はこちらをご覧ください。 日時:2023年9月28日~30日 会場:近鉄アート館(大阪市) http://www.clarte-net.co.jp/products/1278/ |